にホームヘルパーや訪問看護婦、民間のシルバーサービスに期待している者が多くなっているが、これはいみじくも家族機能の低下の実状を示すものである(表2−1一1)。 図2−1−2 各国とも縮小している家族のサイズ
資料:1996年「国民生活白書」(経済企画庁) 図2−1−3 北九州市の高齢者の同居率の推移
資料:「国勢調査」(総務庁) 注:65歳以上の者がいる世帯(1975年は普通世帯、80年以降は一般世帯)をその世帯員の世帯主との続柄により区分した。 また、現状においては、女性の社会的就労の増加が家族機能を一層低下させていることは否めない。そして、保育や高齢者介護の社会化が今後さらに進展する状況から、専業主婦の減少化は進み、家族機能のさらなる低下は避けられないものと考えられる。 しかし、こうした女性の社会進出によって、保育や高齢者介護に関する社会福祉分野の人
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